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技術の外側のすべてが、自分の仕事ーCxO直下で、誰も正解を知らない問いに向き合い続けるチューリングの事業開発。

この記事に登場する人
事業開発部 ビジネスチーム
亀川 翔 Sho Kamekawa
2018年大阪大学法学部卒業。Speee、Medleyを経て2024年3月チューリング入社。国家プロジェクト(GENIAC/DTSU)の申請・運用、OEM・Tier1パートナーとの事業提携交渉、政府・自治体との渉外対応を担う。

完全自動運転社会の実現に必要なのは、優れたAIだけではない。規制・資金・パートナーシップ・社会的合意——技術が完成しても、その外側が整わなければ自動運転車は社会に普及しない。その「技術の外側のすべて」を担うのが、チューリングの事業開発チームです。大阪大学法学部出身、SaaSと医療の事業開発を経てチューリングに入社した亀川さんに、この仕事の本質と面白さを聞きました。

「必要な取り組みをすべてやる」組織

ーーチューリングの事業開発チームの仕事は、一言で言うとどんな仕事ですか?

一言で言うと、チューリングが取り組んでいる自動運転の技術を社会に届けていく、あるいは事業として実現させていくために「必要な取り組みを全てやる」という組織ですね。

ーー世の中の事業開発と比べて、チューリングの事業開発が特徴的なところはどこでしょうか?

現在チューリングが取り組んでいる完全自動運転はまだ誰も成し遂げていない難しいチャレンジで、いわゆる「ディープテックスタートアップ」という分類に入る取り組みかなと思っています。

一般的な事業開発と違うところで言うと、技術開発のために必要な資金がかなり多いので、使った資金に見合う規模——大きな規模の事業を立ち上げなきゃいけないというところが一つ特徴になっています。自動運転を開発する中で様々な要素技術が生まれていって、それでビジネスをしようとか収益化をしたいと思うこともあるんですけど、頂いている資金に見合った事業を作るためには、より長期的で、かつ大きな規模の成功を実現する必要があります。

ーー「技術の外側の全てを担う」というのは、具体的にはどういうことでしょうか?

大きく分けると2つの側面があると思っています。一つは技術を開発するために必要なリソースを外側から持ってくること。もう一つは、作っている技術を外にアピールすることです。必要な資金を集めてきたり、必要なパートナー企業様とのご契約を結んだりといった、外部とのやり取りを全て事業開発が担う——そういう意味合いです。

入社直後、仕事がなかった2週間

ーー入社後、比較的早い段階で重要なプロジェクトを任されたと伺っています。どのような点を評価いただいたと感じますか?

実は入社して早々は、仕事がない日々が2週間ぐらいありまして・・・(笑)。元々は私も営業経験があったので営業するつもりで入社したのですが、会社が自動運転EVの量産から自動運転AIの開発に事業をピボットをする中で売るものがないという時期がありました。

評価していただいたというか、その時に僕が頑張ってたのは、こういう変化の中でもネガティブに考えずに「自分ができることをその中から見つけていこう」って取り組んだところが1つ。そこから経営陣にも「安心して何でも任せられる」っていう風に思っていただいたところかなと思っています。最初はエンジニアに「作って欲しい」って言われてる地図をマウスで手書きしながらアノテーションして納品して、エンジニアにダメ出しされるみたいなのが入社して最初の1ヶ月目にあって。「事業開発というか、営業で来たんだけどな」みたいな思いを抱えながらも、その中でやれることを見つけていったら、どんどん任せてもらえる仕事も大きくなっていきました。

自分から「こういうことやってみたらどうか」という提案が通って実現できたこともあったりするので、能力というよりはそういった「姿勢」を評価していただいたのかなと思います。

ーーこれまでのご経歴の中で、一見この領域と関係なさそうに見える経験が今の仕事に生きていると感じる瞬間はありますか?

「ある意味分からなくても図々しく前に進む」というか、分からないなりにそれでも進めていくというところは、昔別の会社で新規事業立ち上げなどをやっていた時と同じようなことがあって。分からないことに対して知ってるふりをせずに、知ってる人に対して素直に聞きに行ったりとか、「これが正解かどうか分からないけど、とりあえずアクションしてみよう」という姿勢は前職での経験が生きていますね。

自動運転も正直、入社した時はさっぱり分からない状態だったのですが、とにかく分かる人に対して図々しく色々聞きながら、それでも分からないことはある中で「とりあえず前に進んでみて、間違ってたら修正する」という繰り返しです。そこは過去の経験がすごく生きたかなと思います。

「調整」ではなく、「判断」する仕事

ーーこの仕事は「単なる渉外や調整ではない」と求人に記載がありますが、どこが一番違うと思いますか?

自動運転というフィールドにおいては、まだ誰も正解を見つけられていないんですよね。それは技術開発の部分でもそうですし、事業開発の面でも「まだこれが正解」というものはないので、基本は試行錯誤しながら見つけていくということが必要な領域です。

なので、何か決まり切った調整業務などがあるわけではなくて、基本的には「誰もまだ実現していないところに対して、分からないなりに判断をして進んでいく」。そういうことが必要なポジションかなと思っています。

“分からないなりに判断をして進んでいく——それが、正解のない領域で仕事をするということ。”

「東京でいい感じの工場を探してきて」——無茶ぶりが日常の現場

ーーこの事業開発という仕事の面白さはどこにありますか?

面白いところであり難しいところでもあるんですが、経営陣から結構無茶ぶりがたくさん飛んでくるというところかなと思っていて(笑)。例えばチューリングの本社があって今まさに撮影しているこの「東京流通センター」も、入社して数ヶ月ぐらいの時にCEOから「東京でいい感じの工場探してきて」みたいに言われて(笑)。

工場探しなんてしたこともないし、工場で働いたこともなかったんですけど、とにかくいろんな仲介業者さんに連絡をして何件も回って、やっと見つけた場所だったりします。その時には方針が変更になり、結局入居しなかったのですが、その半年後に移転することになりました。

そういった業務もありますし、もちろんチューリングが技術開発する上では何百億という単位での資金が必要になってくるので、そういった資金を集めていくための座組みを作ったり、パートナー企業様との連携を深めたり、投資家と対話したりとか。そういったすごく難易度高い仕事にチャレンジできるところも面白さですし、やりがいを感じられるところかなと思います。

「素敵な勘違い」が、人を動かす

ーーこの仕事を通じてどのような成長やキャリアの広がりが得られると思いますか?

よくCEOの山本一成さんが言う「素敵な勘違い」という言葉が僕はすごい好きで、その言葉のおかげで色んな機会を得て成長できたなって感じています。

僕自身、大学時代は法学部で、チューリングに入る前はSaaSの営業したり人材紹介の事業したりとか、全然ディープテックや自動運転には無縁な業界だったんですね。もし僕がCEOの立場だったら、あまり任せられないというか——経験もないので、そういう考えもあるかとは思うんですけど、一成さんはそこを全く考慮せずに難しい仕事をバンバン依頼してきます。

昔の自分だったら結構そこで「自分ではできないかもしれない」って制限を設けてたかもしれないんですけど、今はある意味自分を勘違いさせるというか、「いや、これできるかも」って自然と思うようになってきて。もちろん失敗もたくさんあります。いいところだけではないんですけど、いい面の方がすごいやっぱり多かったなと思って、この2年間(3年目になるんですけど)すごく成長したなと感じます。

「自分ではできないかもしれない」と制限を設けていた昔の自分が、今は「いや、これできるかも」と自然と思うようになってきた。

来てほしい人——変化に強く、好奇心が旺盛な人

ーーこの事業開発チーム、どんな人に来てほしいでしょうか?

事業開発は定常的な業務ももちろんあるんですが、経営陣からたくさん無茶ぶりのようなオーダーが飛んでくる環境です。基本的には決まっていない役割、定義されていない役割の中で働くことが前提になるので、とにかく変化に対応できるというか、「変化がむしろ好きな方」とか、変化がある中でも「タフに動いていただける方」に来てほしいなと思っています。

加えて、このチームでは、自分の担当範囲をきれいに区切って動くというよりも、必要だと思ったことに自分から手を伸ばして、責任を持って最後までやり遂げることが求められます。なので、「これは自分の仕事ではない」と線を引くのではなく、範囲を限定せずにチャレンジできる方、難しいことでも最後まで粘り強くやり切れる方と一緒に働きたいと思っています。

例えばマネジメントをしている立場で「いや、もっと自分もフロントに立っていきたい」という思いがあるベテランの方にも是非来ていただきたいと思ってますし、あるいは若いうちから裁量の大きな環境で難易度の高い仕事にチャレンジしていきたい――そういった方にも是非来ていただきたいなと思っております。

「毎日面白い」——それが、転職して一番よかったこと

ーー転職を考えている方にメッセージをお願いします。

僕自身、チューリングに入社してすごく良かったなと思っているんですけど、一番良かったなと思っているのは、成長したからとか色々ある中で、単純に「毎日面白い」というところです。経営陣の近くで色んな無茶ぶりをされるのもやっぱり面白いですし、僕自身変化が好きだし、新しい技術に触れるというのもすごい好きなタイプなので。

毎月チューリングにも新しい技術が生まれて使われて、「これ新しいな」と思ったら翌月にはみんな「あれはもう古いよ」って言ってたりとかして、すごく好奇心が掻き立てられるというか。そういう環境で、技術者ではないんですけど事業開発という立場で横で一緒に仕事できるというのが、本当に転職してしまうと「こんな環境ってどこにもないんだろうな」って思うぐらい面白くて。

ここは伝えるのが少し難しいんですけど、それだけでも入社してよかったなと思えるぐらいなので。是非、好奇心旺盛な方とか新しいものが好きな方は、多分もう来てしまうと「入社したくなる」って思っていただけるんじゃないかなと思います。

「毎日面白い」——それだけでも入社してよかったと思えるぐらい、こんな環境はどこにもないと思う。

CxO直下で、完全自動運転の
社会実装を前進させる。

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