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完全自動運転で世界が変わるのを一緒に実現してみたいと思い、チューリングに入社

この記事に登場する人
CFO(Chief Financial Officer)
盛島 正人 Masato Morishima
日本GE(General Electric)、およびGE米国本社を経て、モルガン・スタンレー メンローパークオフィスにてテクノロジー企業のIPO、資金調達、M&Aアドバイザリーに従事。日本に帰国後、One Capital株式会社に参画。投資先であるoVice株式会社のシリーズB 45億円の資金調達を主導し、その後oVice株式会社のCFOに就任。2024年7月、CFOとしてチューリングに参画。ダートマス大学タック経営大学院卒(High Distinction)。

米国事業会社、米国MBA、米国投資銀行、VC、投資先スタートアップでCFOと、グローバルな環境で幅広いファイナンス経験を積まれてきた盛島さん。そんな彼に、これまでのキャリア、チューリングへの入社理由、今後の展望などについて聞いてみました。

恩師の一言で海外へ。その経験が人生を大きく変えることに

ーー外資系企業、米国MBA、外資系投資銀行の米国オフィス、VC、スタートアップCFOというキャリアについて、これまでの変遷や分岐点について教えてください。

元々沖縄の宮古島出身で、中学、高校も普通の公立の学校で、高校を卒業するまで島にいました。実は外資系投資銀行とかMBAとかVCとか、そういったキャリアとは全く縁のない生活を送っていたんです。

高校卒業後、沖縄本島にある琉球大学に入りました。宮古島を出て、たくさんいろんなことを勉強をするんだろうなと期待を胸に入学したんですが、あまり勉強しなかったんですよね。うちは母子家庭で、母親が一生懸命貯めたお金で大学に通わせてもらっていて、こんな過ごし方をしていていいのかと考えるようになりました。

当時はジャーナリストになりたかったんですが、それまで沖縄の外に出たことがなかったので、まずはより広い世界を見るために海外に出ようと考えました。でもお金がない、なら大学を卒業後、数年働いてお金を貯めてからと思っていたんです。

ただ、当時の恩師に相談すると「大学卒業後でなく今すぐ行くべきだ」と言われて。「盛島君は数年働いてお金を貯めてから海外に出ようと考えているけど、お金なら自分でアルバイトするなり、親御さんに頼むなり、なんとかなる。大学卒業する頃にはもしかしたら結婚していたり、お子さんがいたり、いろんな責任を背負っているかもしれない。そうなったら、君は海外に出ていかないかもしれない。まだ何の責任も背負っていない今行くべきだよ。」と。

ーーその言葉が大きな転機になるんですね。

そうですね。恩師の言う通りだなと思い、大学1年生の夏に大学近くのコンビニで深夜のアルバイトを始めました。大学に通いながら、深夜0時から朝8時までのコンビニバイトを週3~4日、1年間行って約100万円貯め、そのお金で米国のデラウェア州に語学留学しました。この留学でその後の人生が変わりましたね。


語学留学先でいろんな出会いや経験をし、将来はジャーナリストでなくビジネスで世界を股にかけて活躍したいと思うようになりました。そして、そのためにも米国でMBAを取りたいと思い、上智大学に編入。その後は新卒でGEに入社し、Financial Management Program (FMP) というファイナンスのリーダーを育てる2年間のリーダーシッププログラムに参加しました。

グローバルトップクラスの環境が自分のキャリア観をアップデートした。世界の第一線で学んだこと

ーー盛島さんのこれまでのキャリアの軸はどう変化してきたのでしょうか?

新卒でGEのFMPに入った時は「人生は最終的には自己責任。入社した企業が数年後に傾いたとしても自分の力で生きていけるようなスキルや経験を得たい。」と思ってGEのFMPを選びました。この考えに至ったのは、元々家が裕福でない中、何度か母親が大きな病気になり、お金の面で苦労していた中で必死に生き抜こうともがいていたからだと思います。

ただ、その後GEで次のリーダーシッププログラムであるCorporate Audit Staff (CAS) で、グローバルで働くようになると少し考えが変わっていきました。

CASに在籍していた3年間で、日本やアメリカを始め、ロンドン、パリ、シンガポール、香港、上海と世界中を飛び回り、いろんな国籍・バックグラウンドを持つチームメンバーと働いていると「どの国でどんなビジネスで誰と働いても、ファイナンスプロフェッショナルとしてある程度やっていけそうだ。」という感覚が芽生えてきました。

そうすると、自分のやっていることの経済的、社会的なインパクトへとキャリアの軸が移っていったんです。「世の中を大きく変えるような経済的、社会的なインパクトのあることをしたい。」と思うようになりました。

(GE CAS時代に当時の同僚とニューヨークで)

あと、大学生くらいの頃からずっと変わらないのは「そんなの無理だよ」という大人の言うことは聞かないことですかね。「そんなの無理だよ」といって、若者の夢や可能性を潰した大人たちは若者たちの人生の責任を取ってくれるわけではないので、そういう意見は聞かず、どうやったらできるかだけを考えてがむしゃらにやってきました。

ーーがむしゃらな一面があることは意外でした!GEを辞めてMBAを取得後、モルガン・スタンレー メンローパークオフィスに移っています。その背景を教えてください。

CASを経て、米国コネチカット州にあるGE Capital本社に就職するんですが、その直後にGEがGE Capitalの売却を発表したんです。ちょうどMBA受験を始めようとしていた時期で、ダートマス大学から合格をいただき、進学を決めました。MBA後は企業ひいては業界を大きく動かすような案件に関われる仕事に従事したいと思い、投資銀行、その中でも一番知的好奇心を刺激されるシリコンバレーのテクノロジーバンキンググループを目指すことにしました。

合格から入学まで半年ほどあったので、ビザの申請で東京に帰っていた際に面接を受け、モルガン・スタンレー 東京オフィスから翌年のサマーインターンシップのオファーを獲得。その後、カリフォルニア x テクノロジー企業 x ファイナンス関連の職種という組み合わせで探し当てたシリコンバレーにあるGE VenturesにPre-MBAインターンという形で異動し、いくつかの投資案件にも関わりました。

また、シリコンバレー近辺には、多くの投資銀行がテクノロジーバンキングのオフィスを構えているので、GE Venturesでの仕事の傍ら、ダートマス大学卒業生で当該グループに所属している方々に連絡して、就職活動のアドバイスを伺ったり、ネットワーキングを精力的に続けました。

ーーMBAが始まる前から就職活動をスタートして、貪欲に動かれていたんですね。

MBAが始まってからも、就職活動70%、学業25%、ソーシャル5%くらいの時間の使い方で準備を進め、1年目の就職活動のピーク時には、毎週ダートマスのある東海岸からバスや飛行機を乗り継ぎ、西海岸にある投資銀行のオフィスを訪問していました。

ビザスポンサーシップの必要な留学生で、アイビーリーグの学部卒といったようなわかりやすい経歴もなかったので、コーヒーチャット、オフィス訪問、インタビューなどを通して、既に投資銀行からのオファーを持っていること、英語に問題がないこと、ファイナンスのバックグラウンドがあること、激務環境でも生き抜いてきたこと、国を横断して西海岸を訪問するほど真剣であること、を何度も伝え続けました。

私費で多額のお金を費やしてきて、落とされた時に「〇〇さえやっておけば」と後悔するようなことはしたくなかったです。自分にできることは全部やり、それでも落とされるなら、全力を出し切った上での結果なので悔いなく次に進めると考えて、就職活動に臨んでいました。最終的にモルガン・スタンレー メンローパークオフィスからオファーをいただき、ダートマス大学でMBAを取得し、シリコンバレーに向かいました。

(ダートマス大学タック経営大学院の卒業式)

ーーモルガン・スタンレー メンローパークオフィスでは具体的にどういった業務をされてきたんですか?

モルガン・スタンレー メンローパークオフィスを知らない方のために少し紹介させていただくと、古くはGoogleやFacebook (現 Meta)のIPO、最近ではUberやAirbnbのIPOなどを主幹事として行い、M&AではWhatsAppのFacebookへの売却、MicrosoftによるLinkedIn買収、GithubのMicrosoftへの売却といった大規模案件を多く取りまとめてきたオフィスです。ゴールドマン・サックスのサンフランシスコオフィスとテクノロジーバンキングのIPOやM&Aで毎年マーケットシェア世界1位を争っています。

このオフィスでは約3年ほど働きましたが、その間、ProofpointのThoma Bravoへの売却 ($11.3Bn)、TwilioのSegment買収 ($3.2Bn)、OSIsoftのAveva Softwareへの売却 ($5.0Bn)、ZoomInfo IPO ($1.1Bn)、Cloudflare IPO ($0.6Bn)、Cypress SemiconductorのInfineon Technologiesへの売却 ($10.0Bn)、CylanceのBlackberryへの売却 ($1.4Bn)、SendGrid IPO ($0.7Bn)、など数多くの案件を主要メンバーとして行うことができ、またそれ以外にもシリコンバレーの第一線を走るテクノロジー企業をクライアントとして、彼らの更なる成長のために買収や資金調達などに関わっていく中で、他では得られないような経験・学びを得ることが出来ました。

何より凄かったのは、米国テクノロジー企業の成長への貪欲さと意思決定のスピード感でした。自力での成長だけでなく、Equityや転換社債を利用した機動的な資金調達や企業買収を利用して、より早く、より高い成長率を目指す。そして、その際にCEO、CFOらマネジメントチームが素早く意思決定をこなしていくのを見ることが出来たのは、非常に大きな学びになりました。

ーーグローバルの第一線、想像しただけでも非常に要求水準の高い環境なんだろうなと思います。

何千億円、何兆円という金額が動く案件を少人数のメンバーで行うので、本当に優秀なメンバーが多かったですね。一緒に働くメンバー、特に新卒で入ってくるアナリスト達は本当に優秀でしたね。私の在籍していた当時は、メンローパークオフィスでは毎年アナリストを8名、MBA卒のアソシエイトを4名採用していたんですが、アナリストは米国のアイビーリーグをはじめとする一流大学卒で、熾烈な就活競争を勝ち抜き、投資銀行での激務を生き抜いてきた面々だったので、本当に優秀でタフな人が多かったです。

MBA卒のアソシエイトはポジションとしては上なんですが、ちょっとでも仕事ができないとアナリストたちから「○○は仕事ができないから一緒に働きたくない」「○○と働くと自分だけが仕事して案件が前に進まないからチームから外してほしい」みたいなことを普通に言われますし、そんな感じでチームに貢献できないと、普通にクビになってしまうんです。

ーーそんなハイプレッシャーな環境で、なぜサバイブできたのでしょうか?

まずやったのは、アナリストがやる仕事は全て、どんな些細な仕事でも、自分で必ず一回はやり、彼らの仕事を覚えるようにしていました。大人数でのテレカンファレンスの設定やいろんなロジ周りの作業、会議で使う資料の作成、IPOやM&A時の財務モデル作成、IPOロードショーでの想定Q&A作成、M&A時の株主ごとの分配金額計算など、本当に何でもやりました。

アナリストたちがやっている仕事を覚えることで、それらの仕事がどれだけ工数がかかるか、どこで間違いが起きやすいから注意しなければいけないかといったことがわかりますし、何よりアナリスト達から信頼を勝ち取れ、チームの中でどんどん貢献できるようになりました。ただ、そうするといろんな案件を任されるようになり、また与えられるタスク量も増えて、忙しい時は案件を2つも3つも同時並行で進めるので、2日、3日徹夜して仕事をするみたいなこともよくありましたね。毎日期末テスト前みたいな感覚で大変でしたが、自分の関わった案件がWall Street Journalに載ったり、ナスダックやニューヨーク証券取引所で上場の瞬間に立ち会えたり、記憶に残ることが沢山ありました。

(モルガン・スタンレー メンローパークオフィス前で)

アドバイザーから投資、更に事業会社へと活躍の場を移していく中で

ーーなかなか得られない貴重な経験ですね。その後日本に帰国し、One Capitalに移られたんですよね?

そうですね、もともとモルガン・スタンレーに入った頃からVCには興味があったのですが、未上場企業で売上が数億円にも満たないようなところから資金調達を行い、物凄い勢いで成長し、IPOを経て、テクノロジー業界の一角をなしていく多くのソフトウェア企業を見て、いつか自分もこんな企業を発掘するような仕事をしてみたいと思うようになりました。

ソフトウェア企業に魅了され、ソフトウェア企業への投資に対する興味が膨らんでいたそんな折、One Capitalと出会いました。One Capital代表の浅田さんが会社の立ち上げを発表し、その後投資チームのメンバーを募集しているのを見て「ぜひ話を聞かせてください」と浅田さんに連絡をして、ご縁がありOne Capitalに入社することになりました。

モルガン・スタンレーで多くの案件を共に行ってきた同僚たちは戦友のようなもので、彼らと働いたオフィスを離れるのは心苦しかったんですが、「日本でもテックをもっと盛り上げて、いつかうちのオフィスでIPOするような企業を見つけてこいよ」と同僚たちからの激励を受けて、モルガン・スタンレーを退社し、約10年ぶりに日本に戻ってきました。

ーーOne Capitalで働いていた時のことを教えてください。

One Capitalでは、代表の浅田さんのもとで、投資先のソーシング、デューデリジェンス(投資検討のための調査・分析)、投資実行、投資先サポートと、幅広くVC投資業務を学ばせて頂きました。

もちろん浅田さんのそれまでの投資実績などは知っていたんですが、やはり一緒に働いてみて凄い投資家だなと思いましたね。投資先の見極め、投資実行のスピード、投資先へのサポート、投資家ファーストの姿勢など、本当に多くを学びました。実は、投資先だったoVice社にシリーズBの資金調達のために出向したのですが、それは当時CFOのいなかったoVice社を筆頭株主としてサポートするための、浅田さんからの提案でした。

ーー投資先に自社のメンバーを送り込むって凄いですね!そこでoVice社のシリーズBで45億円調達を行ったんですよね?

そうですね、数少ない自社のメンバーを投資先に送り込むって本当に珍しいことで、VCとしてここまでサポートするんだと驚きました。One Capitalから出向し、代理CFOとして最終的にEquityで40億円、Debtで5億円、合計45億円をシリーズBで調達しました。VCとして外から意見を言うだけでなく、実際に投資先の中に入り、投資先の社員と協力して資金調達をしたこの経験は自分にとってとても大きかったです。こんなふうに投資先を支えることもできるんだなと。

その後、oVice CEOのジョンさんに誘われて、フルタイムでoViceにCFOとして参画しました。CFOとしては、資金調達だけでなく、採用、SO管理、財務データ整理、月次・年次決算の早期化、予算作成と予実管理、コスト削減、B/S最適化のために未回収の売掛金回収や繰延収益増加のための年次契約以降など、ファイナンス内外での幅広い業務を主導し、経営メンバーとして企業価値向上に役立つと思えることはなんでもやりましたね。それらの業務を一通りやり終えて、oVice社でCFOとして出来ることはやり尽くしたかなと思い、次の挑戦の場に進むことにしました。

最後の決め手になったのは完全自動運転実現に対するワクワク感だった

ーーグローバルで活躍されてきた盛島さんが、チューリングに入社を決めた理由を教えてください。

転職活動中は、非常にありがたいことに、複数の企業からCFOとしてオファーをいただきました。そんな中でチューリングへの入社を決めた理由は、1.会社の求めていることと自分のできることがマッチしていて、企業価値向上に貢献できるだろうと思った点、2.成功した時の経済的、社会的インパクトが非常に大きい点でした。

まず、1つ目の企業価値向上への貢献に関して、チューリングは、元々完全自動運転のEV車両を開発・販売することを当初の目的としており、EV車両というハードウェアと生成AIによる完全自動運転ソフトウェア両方の開発を行う企業でした。PreAラウンド前後で、一度EV車両というハードウェア開発をやめ、生成AIによる完全自動運転ソフトウェアの開発に専念することになったものの、膨大な計算リソースやデータストレージを利用するため非常に多くの資金を必要とします。

海外投資家も含めた大きな金額での投資ができる投資家、自動車メーカーなど完全自動運転の開発で協業できるメーカー、AWSやMicrosoftのような計算リソースなどを提供できるハイパースケーラー、これらの企業群を巻き込んで、適切なバリュエーションで資金調達し続けることが、非常に重要です。One Capital時代の資金調達経験やモルガン・スタンレー時代のIPOや資金調達のアドバイザリー経験を活かすことができ、チューリングが完全自動運転を達成するまで挑戦を継続させることで、企業価値向上に繋げることができると考えています。

また、事業会社で求められるようなファイナンス機能もまだまだこれから強化していかないといけません。取引の迅速な処理、月次・年次決算の早期化、予算作成・予実管理、売上増やコスト減につなげる財務分析、M&Aを含めた戦略に関わる動きなど、GE時代に培った経験を活かし、チューリングのファイナンス機能を強化して企業価値向上に繋げていきたいと考えています。

次に、2つ目の成功した時の経済的、社会的インパクトに関して、チューリングの達成しようとしている完全自動運転は、実際に達成され社会に浸透した時に本当に大きなインパクトがあります。経済的な観点でいうと、自動車産業は日本国内の新車販売だけでも市場規模は約15兆円前後、海外での販売や関連部品・サービス産業などを含めると市場規模は50兆円を超えると推定される巨大な産業です。完全自動運転は、この巨大な産業を大きく前進させる可能性のある数少ない技術の一つです。

また、社会的観点からは、交通事故の減少、交通渋滞の緩和、高齢者や車を運転できない方々への移動支援、環境汚染の軽減、輸送コストの削減、など、多くのメリットがあげられ、自動車産業だけでなく、社会を大きく前進させる可能性があります。

と、ここまで色々入社を決めた理由を話してきましたが、最後の最後の一押しは、「完全自動運転で世界が変わるのを一緒に実現してみたい」と思ってしまったんですよね。非常に難しいことをやっていることも理解していますし、成功するためには奇跡みたいなことを何度か起こさないといけないだろうなとも思っています。入社しないほうがいい理由も挙げようと思えば沢山挙げられると思います。でも、山本さん、青木さん、田中さんと話していく中で、完全自動運転の達成にワクワクしてしまい、これは残りのキャリアを掛けるに値する挑戦だなと思って、入社を決めました。

ーー完全自動運転は本当にワクワクさせられる目標ですよね。盛島さんの今後の目標や達成したいことを教えてください。

私のこの会社でのCFOとしての役割は、1.完全運転実現のために、技術で世界を変えられるまで絶対につぶさないこと、2.技術で世界を変えられた時に、それをきちんと企業価値向上につなげることの2点だと考えていますので、この2つを常に意識しながら、チューリングの成功に貢献したいと考えています。

あと、これは私が個人的に持っている勝手な目標なんですが、1兆円を超えるような企業価値で上場させたいなと考えています。日本のスタートアップが1兆円を超える企業価値で上場というと、人によっては笑われるかもしれないです。日本だとまだまだそんな会社はないでしょうし。

ただ、米国では1兆円規模での上場事例はたくさんありますし、実際に私がIPOに関わったZoomInfoは1兆円を超える規模で上場し、上場時には1兆円には届かなかったCloudflareも現在の企業価値は3兆円を超えています。ZoomInfoやCloudflareは特別で絶対に太刀打ちできない存在かというと、別にそんなことはないと思うんです。両社の経営陣も普通の人間ですし、彼らにできて、僕らにできない理由はないんです。

会社として目指している完全自動運転の達成は、世界を変えるような本当に難しい挑戦なのに、そんな難しい挑戦をしておいて1兆円での上場は最初から諦めてるというのは変だと思ってます。なので、会社の中でもみんなが目線を下げないように、1兆円での上場というのを常に言い続けたいなと思ってます。

ーー最後に、チューリングへの入社を検討している方にメッセージがあればお願いします

チューリングという会社は、Apple、Microsoft、Amazon、Google、Meta、Teslaといったような、その初期に関わった社員のキャリアや人生を大きく変えるだけのポテンシャルを持つ会社だと思っています。完全自動運転の実現は人類のグランドチャレンジといえるくらい凄く難しく刺激的な挑戦ですし、成功した時のインパクトも大きい、これぞスタートアップという感じの会社です。

まだまだ多くのポジションで採用していますので、少しでも興味を持っていただいたら、ぜひご連絡ください!一緒に働いて、1兆円上場目指しましょう!

HR立石の編集後記vol.16

ファイナンスの最前線でサバイブするために、常に圧倒的コミットメントをしてきたと感じるインタビューでした。「完全自動運転実現のためには奇跡のようなことを何度も起こさないといけないだろう」そう盛島さんが語りましたが、奇跡を起こすうえでこれ以上ない仲間と出会えたと高揚したインタビューでした。

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